こんにちは、CHAIRMAN編集部の田中です。
企業のSNS運用をサポートしていると、「とりあえずタグは10個くらい付けてます」という声をよく聞きます。
でも、ちょっと待ってください。実はこのやり方、逆に投稿の成果を下げてしまっているかもしれません。
ハッシュタグは、数を増やせば届くものではありません。むしろ、今のアルゴリズム環境では、雑に付けたタグが投稿の足を引っ張ることすらあるんです。
今回は、意外と見落とされがちな「タグ設計の基本」と「今すぐ見直したい投稿構成」について、実例を交えてお話しします。
よくある誤解と落とし穴

ハッシュタグを増やせば届くと思っているケース
特にInstagramやTikTokでは、「とにかく多く付けた方がいい」という考え方が根強く残っています。
でも、実際にはこんな投稿が逆効果になることがあります。
- 投稿内容と関係のない人気タグを乱用している
- タグの羅列だけで文脈が伝わりにくくなっている
- 同じタグを毎回使いすぎて、アルゴリズムからスパム扱いされている
ハッシュタグは、見つけてもらうための「届け方の設計」です。
その設計が雑だと、どれだけ中身が良くても、届くべき人に届きません。
検索と発見に強いタグ設計に必要な考え方

アルゴリズムに評価されやすいタグ選定には、次の3つの視点が欠かせません。
一つ目は、投稿内容との一致度が高いタグを選ぶこと。
ユーザーが検索して出会うタグに対して、投稿の内容がずれていると、離脱やスキップが発生しやすくなります。
検索タブで実際に表示されている動画の傾向や、SEO系無料ツールを使ったキーワードボリュームの調査などを活用し、意図と文脈が合致するタグを選ぶことが基本です。
二つ目は、投稿の目的ごとにタグを使い分けること。
たとえば、新規ユーザーに見てもらいたい投稿では検索性の高い汎用タグを、フォロワーとの関係を深める投稿ではブランド性や文脈重視のタグを選ぶといった工夫が必要です。
目的と文脈のズレが少ない投稿は、アルゴリズムでも正しく分類され、発見されやすくなります。
三つ目は、タグの数を5個以内に絞ること。
6個以上になると、表示対象が拡散しすぎて投稿の軸が定まりにくくなります。
実際、再生数や保存率が安定して高いアカウントの多くは、3〜5個のタグを戦略的に選んで使っています。
届けたい相手に合わせて厳選されたタグは、文脈の濃度を高め、アルゴリズムからの評価にもつながります。
さらに、ブランド専用タグやキャンペーン限定タグを持つことで、プロフィール経由の遷移やタグページからの滞在時間を伸ばし、アカウント全体の信頼スコア向上にもつながります。
投稿設計の見直しがタグの効果を変える

ハッシュタグの良し悪しを決めるのは、実は投稿そのものの構成にあります。
次の3つが整っていないと、どんなタグを付けても本来の効果は得られません。
- 投稿のターゲットが明確であること
- 1投稿1メッセージに絞られていること
- 行動につながる仕掛け(保存・コメントなど)が含まれていること
逆に、これらが設計されている投稿では、ハッシュタグは「検索」「滞在」「行動」すべての面で機能します。
タグは飾りではなく、届けるための設計

タグは“とりあえず付けるもの”ではなく、ユーザーとアルゴリズムに意味を伝える「設計パーツ」です。
- 誰に見てほしいのか
- どんな検索意図でヒットさせたいのか
- どんな行動を促したいのか
この3つが決まった上で初めて、タグは効果を発揮します。
数ではなく、設計。その意識が今後のSNS運用を変える鍵になります。
投稿設計、そろそろ見直してみませんか
CHAIRMANでは、企業SNS運用における投稿設計・タグ選定・アカウント分析まで一貫したサポートを行っています。
投稿内容は良いのに「なぜか届かない」と感じている方は、ぜひお気軽にご相談ください。