こんにちは、CHAIRMAN編集部の田中です。
最近、自社SNSの運用相談で増えてきたのが、
「投稿のエンゲージはあるのに、なかなか売上につながらないで、なぜか【社名】や【商品名】で検索されることが増えている」
という声です。
これは、まさにSNSが「情報拡散の場所」から「ブランド認知の起点」になってきている証拠。
SNS経由での指名検索は、数値に現れにくいけれど、非常に大きなインパクトを持っています。
今回は、SNSからの指名検索が急増したToC企業の具体事例も交えながら、三つの共通した工夫を紹介します。
ただ発信するだけでは指名されない

企業名やブランド名で検索される理由とは
SNSを見たユーザーがわざわざGoogleやInstagram内で「社名」や「商品名」を検索するのは、 そこに明確な意図と好意があるからです。
たとえば次のような心理です。
- 覚えておきたいと思った
- もう一度内容を見返したいと感じた
- その投稿からブランド自体に興味を持った
実際に、オーガニック食品ブランドの「ミチョ」はTikTokを中心にバズを起こした際、ブランド名での検索量が急増し、スーパーなどの実店舗に「SNSで見た商品を買いたい」という声が多数届いたと言います。
このように、SNSで注目を集めるだけでなく、検索されるだけの文脈や関心の深さが育っているかどうかが分かれ目です。
指名検索につながる企業の工夫

共通していた三つのアプローチ
指名検索が増えたToC企業には、投稿に以下の三つの工夫が共通していました。
一つ目は、世界観と価値観を一貫して発信していること
たとえばスキンケアブランド「BULK HOMME(バルクオム)」は、製品の魅力を伝えるだけでなく、 男性美容という新しい価値観そのものを発信することで「この会社、何か違う」と記憶に残る世界観を築いています。
世界観が統一されているアカウントは、ユーザーにとって名前で覚える価値がある存在になるのです。
二つ目は、記憶に残る言葉や呼び方を戦略的に設計していること
たとえばお菓子メーカーの「湖池屋」は、「罪なきからあげ」などネーミング自体に話題性を持たせた投稿展開で注目を集めました。
このような記憶に残るワードは、後で「あの商品名なんだったっけ」と指名検索されやすくなります。
ユーザーの頭の中に単語で引っかかる仕組みを持っている企業は、SNS以外でもブランド認知が進みやすくなります。
三つ目は、あえて未完で終わる投稿やストーリー性を持たせていること
美容系D2Cブランドの「sitrana(シトラナ)」は、投稿を「ストーリーの一部」に見立て、
次回予告的な要素や、プロフィールに答えを置いておくような構成を多用しています。
このような設計により、ユーザーは続きを知りたくなり、ブランド名での検索や再訪問という行動に自然とつながります。
SNSで検索される会社は、選ばれる会社

フォロワー数が多いから検索されるわけではありません。
投稿がバズったから覚えられるわけでもありません。
文脈のある発信を丁寧に積み重ねている企業こそが、SNSを起点にユーザーの記憶に残り、
やがて検索され、選ばれる会社になっています。
SNSと検索のつながり、設計できていますか?

CHAIRMANでは、SNS運用における指名検索や再訪問を生む投稿設計もサポートしています。検索されるブランドへ育てたい。そう考える方は、ぜひお気軽にご相談ください。